エース小林の2発で川崎が逆転勝利! 広島との首位決戦制し、勝ち点差「6」に縮める

川崎対広島の首位攻防戦は、小林の2ゴールで川崎が逆転勝利【写真:Getty Images】
川崎対広島の首位攻防戦は、小林の2ゴールで川崎が逆転勝利【写真:Getty Images】

敵地で大きな勝ち点3を獲得

 シーズン中盤で迎えたJ1リーグ首位攻防戦、19日の第23節で2位川崎フロンターレは首位を走るサンフレッチェ広島とアウェーで対戦。互いに勝利を求めた熱いバトルは、川崎が逆転で広島を下して勝ち点3を獲得した。

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 アウェーに乗り込んだ川崎は、水曜日に行われた前節サガン鳥栖戦(0-0)と同様のスターティングメンバーでスタート。ここ数試合、攻撃面で輝きを放っているMF中村憲剛、MF大島僚太、MF守田英正が中盤のトライアングルを形成した。対する首位・広島は前節の神戸戦から3枚を変更。MF川辺駿らがベンチに入り、MF柴崎晃誠やFW渡大生が先発に顔を揃えた。

 試合は序盤から広島が激しいアタックを敢行。前線からの鋭いプレッシャーによって川崎にミスが増えると、押し込まれる時間が続いてしまう。だが、その時間帯を我慢し切ると、徐々に試合は川崎ペースへ。左サイドを起点にボールをスムーズに運び、チャンスを創出していく。前半35分にはDF車屋紳太郎のミドルシュートからゴールを襲うと、アディショナルタイムには右サイドのCKから再び車屋がヘッド。これはバーに阻まれてしまった。

 守備では前半の終盤に訪れたピンチをGKチョン・ソンリョンが好守で対応。互いに最後のところで崩れることのないまま、スコアレスで試合を折り返した。

 後半、先にスコアを動かしたのはホームの広島だった。後半11分、右サイドを起点にボールを動かすとDF和田拓也が左足でクロス。これを中央でFWパトリックが合わせ、広島が待望の先制点を手にした。

 一方、負けられない川崎もすぐに反撃。同18分、右サイドでボールを動かし、守田のパスにDFエウシーニョが背後を突く。最後は中央へのパスをFW小林悠が押し込んで同点に追いついた。

 試合を振り出しに戻してからは川崎の時間が続く。積極的な攻撃でゴールを強襲していくと同32分、大島のパスに抜け出したMF家長昭博がペナルティーエリア内でクロスを入れると、これがDF千葉和彦のハンドを誘いPKを獲得。このPKを小林が沈めて、ついに川崎が逆転に成功した。

 その後、選手交代を駆使しながらゲームをコントロールした川崎が2-1で勝利。首位決戦で勝ち点3を獲得し、試合消化数が1試合少ないなかで広島との差を「6」に縮めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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