「クレイジー!」 元アルゼンチン代表FW、ロナウジーニョ級の“胸ゴール”に海外驚愕
ミジョリナスFWアウチェがクロスに反応、ダイレクトの“胸シュート”で圧巻ゴール
南米の国際大会コパ・スダメリカーナ(欧州でヨーロッパリーグに相当)の2次ラウンド第2戦でミジョリナス(コロンビア)が4-0でヘラネス・ディアス(パラグアイ)を圧倒。2戦合計5-0で16強進出を決めたなか、ミジョリナスの先制ゴールが「クレイジー!」と注目を集めている。
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第1戦を1-0と制したミジョリナスは、本拠地で迎えた第2戦でも4-0の完勝劇を見せた。チームに勢いをもたらす一撃を決めたのが、元アルゼンチン代表FWガブリエル・アウチェだ。0-0で迎えた前半31分に、31歳のアタッカーが魅せた。
右サイドから崩しにかかるミジョリナスはタッチライン際からクロスを供給。絶妙なボールが相手最終ラインとGKの間に通ると、そこに走り込んだのがアウチェだった。力強いボールに対して相手DFもジャンプするがわずかに届かず、その背後に入り込んだアウチェは足でも頭でもなく、胸でミート。上半身全体を大きく振ると、ボールはまるでヘディングしたかのような軌道を描いてゴールに吸い込まれた。この一撃で口火を切ったミジョリナスが、大量4ゴールで快勝している。
大会公式ツイッターではゴール動画を公開するとともに、「ガブリエル・アウチェが胸でスーパーゴール」と記し、拍手と炎の絵文字を添えて祝福。さらに海外メディアも“胸ゴール”に着目し、中南米のサッカーメディア「BOLAVIP」は「クレイジー! ミジョリナスを先に進めるためのアウチェの注目すべき胸ゴール。足でフィニッシュするのが快適ではなかったようだ」と伝えた。また海外スポーツメディア「BeSoccer」のスペイン語版は、「ロナウジーニョが胸でパスし、ゴールを演出したのと同じだ」と絶賛している。
かつて元ブラジル代表MFロナウジーニョが相手ゴール前のクロスに反応し、胸で絶妙なパスを通してゴールをお膳立てしたが、アウチェは同じ“胸プレー”でゴールを陥れている。ロナウジーニョ級のプレーに反響は広がり続けているようだ。