“デ・ヘア防衛戦”に終止符 レアル撤退でユナイテッドが絶対的守護神に新契約を準備

マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘア【写真:Getty Images】

GKデ・ヘアの獲得を長年狙っていたレアルにクルトワ加入、ユナイテッドの攻防戦が終焉

 マンチェスター・ユナイテッドはスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの契約延長に迫っていると英紙「デイリー・スター」が報じている。

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 デ・ヘアは2011年からユナイテッドに加入。初年は不安定な一面も見せたが、2年目以降は安定したパフォーマンスを続け、今では世界最高の守護神と評されるほどの評価を得ており、ユナイテッドにとって不可欠な存在となっている。

 そんなビッグセーバーに対して、スペインの名門レアル・マドリードが長年にわたって関心を寄せていた。2015年にはクラブ・個人の両方で合意に至り、移籍が目前に迫っていたが、移籍期限で書類手続きが間に合わず、実現には至らなかった。

 その後もレアルは獲得を狙い続けていたが、今夏チェルシーのベルギー代表GKティボ・クルトワを獲得したため、ユナイテッドとしてはようやく“デ・ヘア防衛戦”が終幕を迎えることになった。これを受け、ユナイテッドはデ・ヘアに長期契約を提示するようだ。5年の新契約で週給20万ポンド(約2800万円)を準備しているという。

 10日の今季開幕戦のレスター戦(2-1)でも好セーブを披露して勝利に貢献した27歳のデ・ヘア。現行契約は2019年までとなっているが、ユナイテッドの守護神として今後も君臨し続けることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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