17歳の“ジェラードのいとこ”、リバプール加入決定 「この日が来るのを待っていた」

(左)U-17英代表FWボビー・ダンカンと(右)リバプール時代のジェラード氏【写真:Getty Images】
(左)U-17英代表FWボビー・ダンカンと(右)リバプール時代のジェラード氏【写真:Getty Images】

U-17イングランド代表の新鋭FWダンカンがマンCから移籍

 今季からスコットランド1部レンジャーズの監督を務める元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード氏の従兄弟で、U-17イングランド代表FWボビー・ダンカンが、所属していたマンチェスター・シティを離れ、リバプールに3年契約で加入することが決定。「この日が来ることを長い間、待っていた」と喜びを表現した。英紙「デイリー・メール」が報じている。

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 ダンカンはリバプールの地元チームでサッカーを始め、ウィガンの下部組織を経て10歳の時にシティのアカデミーに加入。それから各年代別代表に選出されるなど、未来のイングランドを背負う逸材の一人として注目を浴びている。

 そんなダンカンには今夏、ユベントスやトットナム、モナコなどが関心を寄せていたようだが、獲得レースを制したリバプールが17歳の若き逸材と3年契約を締結。クラブのレジェンドである、いとこのジェラードがプレーした地で、赤いユニフォームに袖を通すこととなった。

 この契約締結に誰よりも喜んでいるのはダンカン自身だ。自らの公式インスタグラムを更新し、このように書き綴っている。

「僕はリバプールと契約したことを発表できるのを喜んでいます。長い間、この日が来るのを待っていた。僕は、このクラブを見て育ち、このクラブは僕の人生を支えてくれた。僕の少年時代のクラブであり、僕の夢!! 今、ここでのプレーが始まる」

 リバプールはダンカン獲得のために、シティに対して20万ポンド(約2900万円)を払ったとされている。ジェラードのいとこであるという事実と、17歳で移籍したなかで求められるプレッシャーを跳ね除け、リバプールで輝きを放てるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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