元仏代表FWアンリ氏、エジプト代表監督の可能性浮上 代理人と協会幹部が交渉へ
エジプト代表OBで現在はエージェントを務めるエルサイド氏が会合の詳細を明かす
ロシア・ワールドカップ(W杯)でベルギー代表のアシスタントコーチとして日本とも対戦した元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が、エジプト代表監督になる可能性があるという。エジプト代表OBのネイダー・エルサイド氏がオファーの存在を明かした。スペイン紙「AS」が伝えている。
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現役時代にエジプト1部のザマレクなどでプレーし、現在はスポーツマーケティングやエージェントとして働くエルサイド氏。エジプトのサッカー専門サイト「King Fut」によると、ロンドンで行われたアンリ氏の代理人とエジプトサッカー協会(EFA)幹部との話し合いに同席したという。
エルサイド氏は「ロンドンでティエリ・アンリ氏の代理人、(EFAの)ヘイゼム・エマン氏とミーティングを行った。アンリ氏はこのオファーを決断する前に、金銭面の他に、EFAのプロジェクトの詳細をもっと知りたいとしている」と明かしている。
アンリ氏は2014年の現役引退後、解説者と指導者という二足のわらじを履いて活躍。その後、16年8月に指導者一本で第二のキャリアを進むことを決意し、ベルギー代表のアシスタントコーチに就任した。先のロシアW杯では同国史上最高位となる3位入りをスタッフとして支えた。
大会後にベルギー代表のアシスタントコーチを退任し、アンリ氏のもとには監督としてのオファーが殺到していると報じられている。合意とも言われた英2部アストン・ビラ行きは消滅したが、それ以外にもすでに4つのオファーが届いているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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