武藤と移籍合意のニューカッスル 24億円で186センチの長身FW獲得へ交渉中

ウェスト・ブロムウィッチFWサロモン・ロンドン【写真:Getty Images】
ウェスト・ブロムウィッチFWサロモン・ロンドン【写真:Getty Images】

28歳のベネズエラ代表FWロンドン ミトロヴィッチ放出で資金を確保か

 マインツの日本代表FW武藤嘉紀の獲得で合意している英1部ニューカッスル・ユナイテッドが、さらなるFWの獲得に向けて交渉中であることが分かった。そのターゲットはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)のベネズエラ代表FWサロモン・ロンドン。身長186センチを誇る巨漢の点取り屋だ。

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 武藤についてはすでにニューカッスルとマインツの間で移籍合意に達している。メディカルチェックも済ませ、英国での労働許可証の発行を待って正式発表になる見込みだと伝えられている。

 その一方で、ニューカッスルはセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチが昇格組のフルアムへ2200万ポンド(約32億円)で移籍すると報じられている。また、現在チームの背番号9を背負うイングランド人FWドワイト・ゲイルも、移籍に向かうだろうとの見方も浮上。前線の顔ぶれが大きく刷新される見込みとなっている。

 ミトロヴィッチの放出により、まとまった資金を手にすることが確実な“マグパイプス”(ニューカッスルの愛称)は、さらなるセンターフォワード獲得に動いている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、WBAのロンドン獲得に向けてすでに交渉に入っているという。

 28歳のベネズエラ代表FWは、これまで母国ベネズエラの他にスペインのラス・パルマスやマラガ、ロシアのルビン・カザン、ゼニト・サンクトペテルブルクなどでプレー。代表でもコパ・アメリカに3度出場するなど経験豊富だ。

 ロンドンの移籍金は1650万ポンド(約24億円)。950万ポンド(約14億円)と言われる武藤の移籍金と合わせれば、前線に40億円近い投資を行うことになる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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