マンU最強3トップへ チェルシーとペドロ争奪戦を展開!?

ファン・ハール理想のシステム完成へ

 

 大型補強を展開するマンチェスター・ユナイテッドの次なる標的はバルセロナのスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスになると、英地元紙「ガーディアン」が報じている。
 
 ペドロはバルセロナの下部組織出身で、サイドでのプレーを本職する。スペースへ走りこむ能力に加え、得点力も高いが、ルイス・スアレスとネイマールの加入の影響で出場機会が激減した。
 
 今年6月に2016年6月末まで契約延長を果たしたばかりのペドロだが、その際1億5000万ユーロ(約201億円)に設定されていた契約解除金を、3000万ユーロ(40億円)に変更しており移籍の可能性も報じられていた。出場機会を求めるスペイン代表アタッカーにはチェルシー、リバプールなどプレミアリーグのクラブが獲得を望んでいると報じられていた。
 
 記事によれば、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督はペドロを前線に加え、ウェイン・ルーニー、新加入のメンフィス・デパイによる3トップの結成を望んでいるという。
 
 すでにバスティアン・シュバインシュタイガーやモルガン・シュナイデルラン、マッテオ・ダルミアンを獲得し、さらにロビン・ファン・ペルシーやラダメル・ファルカオに代わる新たなセンターフォワードや、レアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの獲得にも動いている。270億円とも言われる資金を手に、次々と新戦力候補が浮かび上がる。今季タイトル奪回を狙う赤い悪魔は移籍市場で底知れぬ野望を示している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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