レアル、カシージャス後釜補強に成功 下部組織出身守護神
エスパニョールがGKカシージャのレアル移籍を正式発表
エスパニョールはGKキコ・カシージャがレアル・マドリード移籍で合意に達したと公式サイトで発表した。
ポルトに移籍したスペイン代表GKイケル・カシージャスの抜けたレアルは、下部組織出身の28歳を確保した。 移籍金は600万ユーロ(約8億1000万円)だと、エスパニョールのジョアン・コレット会長が明かしている。
レアルは以前からマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得を熱望していた。しかし、ユナイテッドは交換要員として、売却不可能としている要のDFセルヒオ・ラモスとGKケイラー・ナバスを要求するなど両クラブ思惑が一致せず、交渉が停滞していた。
カシージャの保有権はレアルとエスパニョールが50パーセントずつを保有していた。そのため、レアルは保有権の残り50パーセントを買い取るために600万ユーロを支払った形となった。
この移籍で、デ・ヘア獲得の動きは収束へと向かうのか。それとも、ここにデ・ヘアも加えて盤石の陣容を揃えるのか。白い巨人の動向にはさらに注目が集まりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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