ベニテス監督がラモスのレアル残留を主張 「彼は不可欠だ」

手放すつもりはなし

 レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督は、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍話が浮上しているスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの去就について「チームに不可欠な存在」と語り、残留を主張している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
 オーストラリアのメルボルンでプレシーズンツアーに参加中のレアルの指揮官は、移籍を志願しているというラモスについて、「セルヒオ・ラモスに関して、彼には、いろいろな話が出ている。私にとっては彼はとてつもないプロだ。彼自身もチームのためにできること全て、そして私の求めるものを全てこなしている」と あらためて高く評価している。
「この夏、長い期間、彼とは考えや将来について話してきた。彼は我々のチームで不可欠な部分で彼は勝利者。我々がチームに必要としている存在だ」
 契約延長交渉における賃上げ交渉をフロレンティーノ・ペレス会長に断られ、ラモスはマンUとの移籍交渉を進めてきたと報じられている。今季就任したベニテス新監督は、ディフェンスリーダーを手放すつもりはないと方針を明確にしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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