変革のグアルディオラ ドイツの至宝ゲッツェも放出か
ゴメス、マンジュキッチに続く、放出される3人目のマリオか?
バイエルン・ミュンヘンを率いるペップ・グアルディオラ監督は名将として知られる一方で、既存の戦力を積極的に放出してきた存在でもある。イタリアの移籍情報サイト「カルチョメルカート・コム」は特集を組み、次なるリストラ対象はドイツ代表FWマリオ・ゲッツェだとレポートしている。
「私にとって、君はアウトだ」という見出しで始まる特集において、これまでの放出劇を紹介している。直近に決定したドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーに加え、ジェルダン・シャキリ、トニ・クロース、ダビド・ピサロらが放出された歴史を紹介している。
そして、マリオ・ゴメス、マリオ・マンジュキッチに続く「3人目のマリオ」になるのがゲッツェだという。2年前に3700万ユーロ(約52億円)でやってきたゲッツェだが、「グアルディオラは彼の困難に耳を傾けず前を向く」として、放出リストに載っていると報じている。
14年にブラジルワールドカップでドイツ代表を世界チャンピオンに導いた男は、1年が経った今、クラブ内での立場が危ういものとなっているという。トップ下を熱望するユベントスが興味を示したと報道があるなど、身辺も騒がしくなってきた。果たして本当に「3人目のマリオ」になってしまうのか、それとも例外として残留できるのか。バイエルンでは予断を許さない状況になっている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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