ミラン、“DFの至宝”獲得に強力ライバル出現
アーセナルがロマニョーリ争奪戦に緊急参戦
ACミランはパリ・サンジェルマンFWズラタン・イブラヒモビッチに続き、ローマのU‐21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリ獲得に全力を注いでいるが、強力なライバルが出現した。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
チェルシーからチェコ代表GKペトル・チェフ獲得に続き、DFラインの強化を目指すアーセナルはドイツ代表DFペア・メルテザッカーの将来的な後継者としてエンポリDFダニエレ・ルガーニ獲得に興味を示していた。しかし、ユベントス移籍が決まったことでアーセン・ベンゲル監督は方針転換。ミランがローマに獲得のオファーを1度断られたロマニョーリ獲得にシフトし、争奪戦に参戦しているという。
ローマ側はイタリア国内のライバルチームよりも国外に放出することに前向きとされており、一気にガナーズ優勢の流れとなっている。
ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督はロマニョーリとイブラヒモビッチの獲得を熱望し、シルビオ・ベルルスコーニ会長も執念を燃やしている。前線にはコロンビア代表FWバッカ、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノを補強するなど、前線は飽和状態となっている。将来のアズーリ守備陣の要と期待されるロマニョーリを逃せば、今季巻き返しを狙うミランの補強政策も見直しを迫られることになるかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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