ファン・ハール監督、“強権発動”でバルデス追放へ 「私の哲学に背いた」
アメリカ遠征メンバーから外れたバルデス
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が「哲学に背いた」との理由で、自ら獲得に動いた元スペイン代表GKビクトル・バルデスの追放を明言している。ESPNが報じている。
昨年途中からチームに加わり、リーグ戦2試合に出場したバルデスはチームのアメリカ遠征メンバーから外れ、物議を醸していた。
ファン・ハール監督自身がバルセロナを率いた際に指導した守護神は故障で所属先なしだったが、ユナイテッドに練習参加し、正式契約に至った。
その獲得に一役買ったと言われている指揮官はシアトルで行われた記者会見で、「彼が選ばれなかったのは、私の哲学に沿わなかったからだ。沿わない選手に居場所はない。哲学とはいかにプレーするか、そして、いかに試合勘を維持するかだ」と力説したという。
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