「日本のエリートクラブが降格の危機」 G大阪の監督交代劇に海外メディアも注目

J1ガンバ大阪は23日、宮本恒靖監督の後任就任を発表した【写真:Getty Images】
J1ガンバ大阪は23日、宮本恒靖監督の後任就任を発表した【写真:Getty Images】

クルピ監督が解任し、U-23チームを率いていた宮本監督が後任に就く

 J1ガンバ大阪は23日、レヴィー・クルピ監督を解任し、U-23チームを率いていた元日本代表DFの宮本恒靖監督の後任就任を発表した。三冠経験もある名門の低迷に海外メディアも熱視線を注いでいる。

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 G大阪は今季から智将クルピ監督に指揮を託したものの、22日のリーグ第17節を終えて、プレーオフ圏内の16位に沈んでおり、ブラジル人指揮官の解任を決断した。G大阪U-23で采配を振るっていたクラブOBの宮本監督がトップチームに昇格する形で後任に就くことになったが、インドネシアメディア「Bola Sport」もG大阪を取り上げた。

 記事では、「日本のエリートクラブに降格の危機」と見出しを打ち、2014年に三冠も達成した強豪のG大阪が3年間リーグ優勝から遠ざかるなか、クルピ監督に再建を託したものの、4勝3分10敗と低迷している現状に言及。さらに、後任の宮本監督がG大阪でプロデビューを果たし、2002、06年のワールドカップ(W杯)に出場するなど日本代表で71キャップを記録したことを紹介している。

 2012年にはブラジル人監督のセホーン氏を5試合で解任し、現役時代にG大阪一筋だった“ミスターガンバ”こと松波正信氏(当時コーチ)が後任に就きながらクラブ史上初のJ2降格を味わった。苦い記憶をかき消し、降格危機を脱出できるか、宮本ガンバの行く末に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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