FC東京戦で負傷の柏GK中村、脳震とうで入院と発表 ロシアW杯同僚も「心配」と言及

J1柏レイソルのGK中村航輔【写真:Getty Images】
J1柏レイソルのGK中村航輔【写真:Getty Images】

FC東京のFW富樫と交錯、今後は経過を観察予定 浦和DF遠藤も「心配」とツイート

 J1柏レイソルの日本代表GK中村航輔は、18日に行われたリーグ第16節・FC東京戦で、後半途中に相手選手と交錯して後頭部を強打。担架で搬送されていたが、脳震とうと診断されて今後の経過を観察していくことになったという。柏公式サイトで報じている。

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 中村はホームの三協フロンテア柏スタジアムで行われたリーグ再開初戦に先発。リーグ2位のFC東京を相手に前半を無失点で終えたなか、後半16分にアクシデントが起こる。FC東京は右サイドをMF東慶悟が突破してグラウンダーの鋭いクロスを中央に送る。このボールに反応し体を投げ出した中村だったが、ニアサイドに戻ってきたDFパク・ジョンスの足に当たりオウンゴール。そして中村は、ゴール前に飛び込んできた相手FW富樫敬真と交錯。後頭部に富樫の膝が入る格好となり、ピッチに倒れた。

 両チームの選手が駆け寄るなか、中村は立ち上がれず、同19分に担架で運ばれて負傷交代となった。柏は翌19日に公式サイトで診断結果を発表。脳震とうで大事をとって前夜から入院し、今後は経過を観察するという。

 次代の日本代表を担う逸材と期待される23歳の中村は、ロシア・ワールドカップ中断前の5月20日に行われた第15節名古屋グランパス戦(3-2)でも、後半アディショナルタイムに相手FWジョーと交錯し、頭からピッチに落下。そのまま担架に乗せられて退場し、脳震とうと頸椎捻挫と診断されていた。

 リオデジャネイロ五輪にともに出場し、同じロシアW杯メンバーでもある浦和レッズの日本代表DF遠藤航は、自身のツイッターで負傷のニュースを引用しながら「心配」と綴っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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