日本戦出場のベルギー代表DF、トットナムの“パワハラ”主張 「不当であると証明…」

昨季はリーグ戦14試合の出場にとどまったアルデルワイレルド【写真:Getty Images】
昨季はリーグ戦14試合の出場にとどまったアルデルワイレルド【写真:Getty Images】

昨季14試合の出場にとどまったアルデルワイレルドが不当な処遇に不満

 ロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場したベルギー代表DFトビー・アルデルワイレルドが所属クラブのトットナムにおける不当な扱いに激怒。“パワハラ告発”に打って出た。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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「この大会にすごく集中していた。自分自身に証明したかった。大会前に試合に出ることができなかったから、いかなる理由であれ、それが不当であるということを」

 激闘となったロシアW杯決勝トーナメント1回戦の日本戦をはじめ、計6試合に出場した186センチの長身DFは、ベルギー代表が達成した史上最高の3位に大きく貢献した。一方で、クラブシーンでは思うように出場機会を掴めなかった。

 昨季はトットナム移籍4年目で最少となるリーグ戦14試合の出場のみ。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は同じベルギー代表DFヤン・フェルトンゲンとコロンビア代表DFダビンソン・サンチェスを重宝し、アルデルワイレルドはふくらはぎの故障によるコンディション低下が先発落ちの理由と主張してきた。

 しかし、本人は昨季の処遇に納得がいっていないようだ。トットナムとの契約延長に応じず、契約は2018-19シーズン限りで満了となるため、移籍金ゼロでの退団が現実な選択肢となりつつある。

「自分は依然としてトビーであることを示したかった。自分の中ではトットナムに戻るつもりだけど。様子を見よう」

 “レッドデビルズ(赤い悪魔)”と呼ばれたベルギー代表の躍進を支えたアルデルワイレルドはチェルシー、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンというビッグクラブ移籍の可能性が浮上している。不当な扱いに怒りを滲ませるストッパーは、移籍金を残さずに新シーズン限りでチームを去るのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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