レーブ監督シュバインシュタイガー移籍を支持「野心と目標を持っている」

ドイツ代表監督がエール

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、マンチェスター・ユナイテッド移籍が決まったバイエルン・ミュンヘンMFバスティアン・シュバインシュタイガーは、イングランドでも成功するだろうと太鼓判を押した。ドイツ代表チームの公式ウェブサイトが伝えている。
 レーブ監督は2014年のブラジルワールドカップで世界王者となった際も主力として活躍したシュバインシュタイガーについて「バスティは完璧なリーダーでワールドクラスの選手だ。彼ならいかなるチームでのその力を示すことができる。たとえそれがマンチェスター・ユナイテッドというクラブでも同様だ」と賛辞を送っている。選手としての実力だけでなく、パーソナリティも含めて高く評価し、成功を後押しした。
「彼が今でも野心と目標を持っていることは知っている。献身的な姿勢と高いモチベーションを持ってイングランドでの新たな挑戦へと向かっている」
 新天地ユナイテッドを率いるのはバイエルンでシュバインシュタイガーを指導した経験を持つルイス・ファン・ハール監督。いまや世界屈指のセンターハーフとして知られるドイツ代表MFも、元々はサイドを主戦場としていた。2009-10シーズンにこのオランダ人指揮官によってコンバートされると、新たな才能を開花させた。
 W杯だけでなく、バイエルンでは国内でブンデスリーガを8度、カップ戦を7度制した。欧州の舞台でもチャンピオンズリーグなど数々の栄光を手にしてきた司令塔は、30歳という節目での大きな決断を下した。恩師の下でプレーする新天地での、さらなる活躍に期待が懸かる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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