トルコ移籍報道のロナウジーニョ 母国フルミネンセへの移籍が決定
トルコ移籍合意報道も母国を選択
フルミネンセは元ブラジル代表FWロナウジーニョの獲得を正式に発表した。契約は2016年いっぱいまでで、背番号は「10」を背負うことになった。チームの公式ウェブサイトでは同選手がユニフォームに袖を通し、契約書にサインする様子の写真も公開されている。
35歳となったロナウジーニョは2014年までプレーしていたアトレチコ・ミネイロでのプレー以来、約1年振りの母国復帰となった。グレミオでプロデビューを果たしたファンタジスタにとっては、パリ・サンジェルマン、バルセロナ、ACミラン、フラメンゴ、アトレチコ、ケレタロFC、に続くキャリア8クラブ目となる。
6月に昨季プレーしていたメキシコのケレタロFCを退団。去就が注目される中、バルセロナ時代の同僚元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが加入したトルコのアンタルヤスポルが獲得に本腰を入れて動くいていたが、本人はフルミネンセを選択。アンタルヤスポルのギュルテキン・ゲンジェル会長は移籍合意に達したという発言を残していたが、残念ながらその夢は叶わなかった。
フルミネンセは現在、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで首位で古巣のアトレチコ・ミネイロを勝ち点2差で追う2位。ロナウジーニョ獲得が2012年以来のリーグタイトル奪還への起爆剤となるか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1