赤い悪魔完全復活へ シュバインシュタイガーがマンU移籍合意

ルンメニゲCEO認めた 3年契約で年俸約14億円

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーがマンチェスター・ユナイテッドへの移籍で合意に達した。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOがクラブの公式ツイッターで認めた。
 「バスティアンはキャリアの最後に新たなことに取り組むことを願った。彼の願いを叶えるように頼まれた。私の同僚がマンチェスター・ユナイテッドとコンタクトを取っており、移籍に関して合意に達した」
 ルンメニゲCEOはこうコメントを発表した。
 2002年、17歳でバイエルンにデビューし、30歳となった現在までクラブ一筋でここまできたシュバインシュタイガーは通算536試合に出場したレジェンド。だが、ユナイテッドで、かつての恩師ルイス・ファン・ハール監督との再会を決断した。
 2009-10シーズン、、このオランダ人指揮官のもとでサイドMFからセンターハーフへコンバートされ、飛躍を遂げた。2013年には欧州チャンピオンズリーグ、14年にはドイツ代表の一員としてワールドカップ制覇にも貢献した。
 ドイツ地元紙「ビルト」はユナイテッドは移籍金推定2000万ユーロ(約27億2000万円)、年俸1000万ユーロ(13億6000万円)の3年契約で合意に達したという。
 すでにユナイテッドはオランダ代表FWメンフィス・デパイを獲得し、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの獲得もメディカルチェックを残すのみ。270億円の補強費を投入し、ワールドクラスの実力者を大量に獲得した昨年に続き、移籍市場の主役となっている赤い悪魔は2年連続の大型補強でタイトル奪回に突き進んでいる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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