マンCがスターリング獲得へ リバプールに3度目の正式オファー

強行移籍に必死の若武者にリバプールもついに慰留諦めた?

 マンチェスター・シティがイングランド代表FWラヒーム・スターリング獲得に向け、リバプールと3度目の交渉に入ったと英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
 昨季プレミアリーグ2位に終わったシティは攻撃陣補強の目玉として20歳の快足アタッカーに目をつけ、これまでに2度のオファーを送っていた。それでも5000万ポンド(約95億円)というリバプール設定した移籍金額には届かず、交渉は破談に終わっていた。
 その一方で、スターリングは現在までに強行移籍に向けた動きを続けている。リバプールから打診された契約延長オファーを再三断ったことを自ら公言。今オフもプレシーズンツアーへの帯同を拒否し、病気を理由にチームの本格始動への合流日に欠席するなど、サポーターは退団に向けたサボタージュと受け取り激怒している。
 リバプール側は否定しているが、スターリングがブレンダン・ロジャーズ監督のもとではプレーしたくないという地元メディアが報じるなど、すでにクラブとの関係が完全に冷えきっている。退団が確実視されている中、獲得を諦めないシティの再アタックを受け、リバプールも交渉の席に着くとされている。
 スターリングに対しては、シーズン終了直後からマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシーなどプレミアのビッグクラブがこぞって関心を示していると報じられていた。イングランドで去就が最も注目される選手の一人だが、来季は水色のユニフォームに袖を通すことが濃厚となったようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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