アーセナルが、レアルのベンゼマ獲得に向けて本腰

不透明な起用法

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマの獲得に向けて直接電話交渉を行った可能性が浮上している。スペイン地元ラジオ局「カデナ・コペ」が報じている。
 レアルで6年間を過ごし、ベイル、クリスティアーノ・ロナウドとともに「BBC」と恐れられる白い巨人の3トップを形成している。そのベンゼマだが、レアルを去る可能性があるようだ。パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドも獲得に乗り出しているといわれている。
 だが、長きにわたって獲得に興味を持っていたベンゲル監督は、28歳のストライカー獲得に本腰 を入れているという。
 記事によると、ベンゲル監督は直接電話交渉を行ったとリポートされている。ベンゼマ自身はレアルへの移籍を「世界最高のクラブにきた。キャリア最高の決断だった」と語っているが、ラファエル・ベニテス新監督はクリスティアーノ・ロナウドを1トップに起用する可能性が報じられるなど、ベンゼマの起用法は不透明となっている。
 ガナーズは今季チェルシーからチェコ代表GKペトル・チェフを獲得するなど着実に補強を行っている。さらに、ベンゼマを最前線に加えることができれば、リーグ優勝を狙うチームは、もう一段階レベルアップするかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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