モナコがファルカオの後釜としてチチャリート獲得へ

期限付き移籍でユナイテッドと交渉

 モナコがマンチェスター・ユナイテッドのメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスの獲得に乗り出していることが明らかになった。フランス地元紙「ル・10・スポーツ」が報じている。
 チチャリートの愛称を持つストライカーは、昨季開幕前にユナイテッドでルイス・ファン・ハール監督から信頼を得ることができずに、レアル・マドリードに期限付き移籍で加入していた。レアルではスーパーサブとしての出番が大半だったが、ベンゼマ、ベイルのストライカーたちが故障時には先発で活躍。欧州CL準々決勝アトレチコ・マドリード戦では準決勝進出弾を決めるなど、決定力を示した。
 それでも、ラファエル・ベニテス新監督の就任したレアルはチチャリートの買い取りオプションを行使せず。プレミアのクラブが獲得に乗り出すと報じられる一方で、昨季欧州CL8強進出を果たしたフランスの名門が動き出した。
 昨季マンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍で放出したコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、今季チェルシーに再放出することに決めた。そこで、チチャリートを期限付き移籍で獲得する交渉をユナイテッド相手に進める方針になったという。
 ゴールドカップ前の親善試合ホンジュラス戦で鎖骨を骨折。米国で手術を受けリハビリ生活を強いられるチチャリートだが、ゴール前の嗅覚から移籍市場においては人気物件となっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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