レアルDFラモス、クラブとの関係悪化で退団を決意か

クラブの転換期へ

 マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が取り沙汰されるレアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスが、クラブとの関係悪化によって退団を希望していると、スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
 ラモスは先日、契約延長交渉においてクラブに給与アップを求めていたが、クラブはラモスの要求を飲まず、交渉は停滞していた。さらに英国メディアではユナイテッドがラモス獲得に正式オファーを送ったと報じられ、移籍報道は過熱していた。
 しかし、今回の記事によれば、単に金銭的な問題ではなく、ラモスとクラブとの関係が冷えきったことで、退団を決意する決定打になったという 。レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、ラモスと、代理人を務めるラモスの兄レネのことを金の亡者だと中傷するなど、関係はもはや修復できない状況にあると報じられている。
 クラブの第2キャプテンを務め、在籍10年の中心選手であるラモス退団によるダメージは計り知れない。さらにレアルは主将のGKイケル・カシージャスにも退団のうわさがあり、実現すれば大きな転換期を迎えることになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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