「白髪が生えてもカタールに行く」 スペイン主将ラモス、16強敗退も代表続行に意欲

セルヒオ・ラモスは代表続行を宣言し、2022年カタール大会への意欲を示した【写真:Getty Images】
セルヒオ・ラモスは代表続行を宣言し、2022年カタール大会への意欲を示した【写真:Getty Images】

イニエスタが代表引退を表明したなか、「我々は何度でも立ち上がる」と代表続行を宣言

 スペイン代表は現地時間1日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で開催国ロシアにPK戦の末に敗れ、まさかのベスト16敗退を喫した。ベテランMFアンドレス・イニエスタは敗退後に代表引退を表明するなか、主将のDFセルヒオ・ラモスは2022年カタール大会への意欲を示した。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 ロシア戦では前半12分に先制点を奪ったスペインだったが、PKを献上して前半終盤に同点に追いつかれた。1-1のまま迎えた延長戦でも決着はつかず、PK戦の末にベスト16で姿を消した。

 今季、レアル・マドリードのUEFAチャンピオンズリーグ3連覇達成に貢献したラモスは、「くそ、なんて難しいんだ。これだけの時間と努力とすべてを費やしたのに」と話し、「最高とは言えないが、試合は一度も負けずに帰れる」と言葉を続けた。

 W杯後にJ1ヴィッセル神戸に正式加入するイニエスタはロシア戦後に代表引退を表明した一方で、通算156キャップを誇るラモスは「あと何年だって代表でプレーしたい。なぜなら、本当に心が痛いままスペインへ帰るんだ」とコメント。36歳を迎える2022年カタールW杯へ向けても、「白髪が生えても絶対にカタールへ行く」と出場の意欲を見せた。

 ラモスは自身の公式ツイッターにも「辛いが、我々は何度でも立ち上がる。次も戦う者もいれば、去る者もいるが、皆このユニフォームを情熱とリスペクトを持って守るんだ。敗北したが、スペイン人であることを今まで以上に誇りに思う」と投稿している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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