ベルギーの要注意人物・MFアザールが日本を警戒「楽勝とは思っていない」

アザールが「楽勝とは思っていない」と日本を警戒した【写真:Getty Images】
アザールが「楽勝とは思っていない」と日本を警戒した【写真:Getty Images】

昨年11月に国際親善試合で対戦も「明日のチームは双方とも違う」

 ベルギー代表は現地時間2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦日本戦に臨むなか、ロベルト・マルティネス監督とともに前日会見に出席したMFエデン・アザール(チェルシー)は「楽勝とは思っていない」と日本戦に向けて警戒を強めた。

 ベルギーはW杯グループリーグ初戦パナマ戦で3-0、第2戦チュニジア戦で5-2と2連勝でグループリーグ突破が決定。第3戦イングランド戦も1-0と3連勝を飾り、グループ首位で通過を決めた。

 辛うじてグループ2位通過を決めた日本とは昨年11月の国際親善試合で対戦し、アザール不在のなかで1-0と勝利を収めている。アザールは「昨年、試合を行なった。明日のチームは双方とも違う」と、西野朗監督率いる日本の変化にも言及している。「ベスト16まで来たということは技量があるということ」と日本の印象についても口にした。

「4年前よりも上手くなったと思う。全員が経験を積んできて、チームが若くなった。たくさんの才能を持った選手がいると思う」

 現在のチーム力に自信をのぞかせるアザール。この一戦の勝者がブラジル対メキシコの勝者と激突するなか、「ブラジル戦のことは考えていない。今は日本戦のことだけを考えている」と目の前に全身全霊を傾けることを誓った。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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