インテルが復権へ ブラジル代表DF獲得で3人目の補強成功

アトレチコDFミランダ獲得 Fコンドグビア、ムリージョに続く大型補強

 インテルがアトレチコ・マドリードのブラジル代表DFミランダを獲得したことを公式ウェブサイトを通じて発表した。30歳ブラジル代表DFはメディカルチェックを含め、全ての移籍手続きを完了させており、晴れてインテルの一員となった。契約期間2018年6月末までの3年間で、移籍金は公表されていない。
 ミランダはクラブの公式テレビ「インテル・チャンネル」に対し、「この場所で、この(青黒の)シャツに身にまとうことが出来て嬉しく思う」と加入の喜びを口にしている。
 ロベルト・マンチーニ監督とは以前から連絡を取りつづけていたという。現地時間2日の午後に対面する予定で、ミランダも「僕らは素晴らしい関係を築けるはずだ」と語っている。
 インテルのホームスタジアムであるサン・シーロの印象については「伝説的なスタジアム。本当に素晴らしい。一度だけここでACミランと戦ったことがあるよ。ここでは多くの楽しみが待っているだろう」と話している。
 日本代表DF長友佑都も所属するインテルは昨季セリエAを8位で終えるなど低迷したが、今夏は積極補強に乗り出している。ASモナコから有望株のフランス代表MFジョフレイ・コンドグビア、南米選手権を戦ったコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョの獲得をすでに発表。名門復活への足がかりを着実に築いている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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