ポグバのバルサ移籍が合意 1年後にカタルーニャの名門へ

ビッグクラブ同士の争奪戦にバルサが勝利

 ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが2016年夏にバルセロナに移籍することで合意に達したと、スペイン地元紙「スポルト」が報じている。
 移籍金1億ユーロ(140億円)とも称された今夏の移籍市場最大の目玉に関する去就問題が一気に進展したようだ。バルセロナは1日、ポグバ移籍に関してユベントスと第一回目の正式な交渉を行ったという。すでに代理人のミノ・ライオラ氏はバルセロナ市内に滞在し、両クラブと条件面のすり合わせを進めていたという。ユベントス側は2015-2016シーズン中はポグバを他クラブに売却しないことに合意しバルセロナが他のビッグクラブとの争奪戦に勝ったと報じている。
 ユベントスは6月の欧州チャンピオンズリーグ決勝でバルサに敗れたが、ポグバはカタルーニャの名門への移籍を希望。一方、バルセロナは未成年のEU外国人枠選手の獲得の規定に違反し、2016年1月まで補強を禁止されていたために、ポグバはあと1シーズン、ユベントスでプレー後、バルセロナに移籍することになる模様だ。
 税引き後年俸1200万ユーロ(16億8000万円)を要求し、そこから下げるつもりはないという。アルゼンチン代表FWメッシ、ブラジル代表FWネイマールというトップ選手に次ぐ、高給を手にすることになるという。
 衝撃的な強さで3冠を達成したバルセロナは来年夏にポグバを陣容に加えることで、更なる高みを目指すことになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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