W杯デビューの槙野、レバンドフスキ封じで手にした自信「それなりの手ごたえはある」

「W杯は特別で、誰もが目指す場所で、上の場所」

「この3戦、コロンビアの(ラダメル・)ファルカオ選手、セネガルの(サディオ・)マネ選手、ポーランドのレバンドフスキ選手、そういったエースを抑えるのがディフェンスの仕事。組み合わせが決まった時から、所属クラブのビデオも観て頭に入れてきた。自分にできることを精一杯やるのがテーマだった。DFの選手に決められたけど、レバンドフスキ選手との戦いはやりがいのあるものだった」

 だからこそ、次のベルギー戦に向けても研究には余念がない。「(ロメル・)ルカク選手は11月にやっているのである程度のイメージがある」と話した槙野だったが、試合終了時点ではイングランドとの対戦もある状況だっただけに、「イングランドにはイメージがなく、(ハリー・)ケイン選手とやったことはない。吉田選手や岡崎選手が対戦しているので、情報をもらいたい」と語り、気持ちを切り替えていた。

「今日の試合の難しさはみんな分かっていた。引き分けか勝って次に進むのが大事だったとは思うけど、みんなの力で突破できたのは良かった。たしかにW杯は特別で、誰もが目指す場所で、上の場所。それに日本の代表として出て、上のステージに行けたことは誇りに思う」

 常にポジティブで、ベンチからでもチームのムードを作り上げる男は、ピッチに立ってW杯の記録に名を残した。レバンドフスキとの戦いは、槙野のサッカー人生の中でも忘れられない大きな試合になったはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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