南米サッカー連盟(CONMEBOL)は南米選手権に参加中のチリ代表DFゴンサロ・ハラ(マインツ)に対し、3試合の出場停止処分と7500ドル(約92万円)の罰金処分を下した。28日、大会公式サイトを通じて発表されている。 ハラは現地時間24日に行われた、南米選手権の準々決勝ウルグアイ戦(1-0)で、相手FWエディンソン・カバーニを性的挑発により退場に追い込んでいた。ハラは耳元で囁きながら、カバーニのお尻に指を押し込んでいるシーンがテレビカメラに克明に映され、問題視されていた。 CONMEBOLはハラの行為を“反スポーツ的行為”であると判断。同選手に対し、3試合 の出場停止処分を科した。これにより29歳のDFは、準決勝のペルー戦とその後の決勝あるいは3位決定戦への出場が不可能となり、同選手の南米選手権はここで幕を閉じることとなった。10月から始まる2018年ワールドカップ南米予選の開幕戦も出場することができない。 さらに、ハラは所属するマインツからも放出されるうわさもある。自国開催でベスト4進出を決めたチリだが、MFアルトゥーロ・ビダルの飲酒運転による交通事故など、トラブル続きの大会となっている。【了】サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE webゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images