本田圭佑、ロシアW杯で価値観変わった!? 「自分たちありき」から「相手ありき」へ

本田が2014年ブラジルW杯からの変化を明かした【写真:AP】
本田が2014年ブラジルW杯からの変化を明かした【写真:AP】

2014年ブラジル大会との違いに言及 「自分たちのサッカー」連呼の当時から一変

 日本代表は現地時間28日に、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦のポーランド戦に臨む。26日にベースキャンプ地のカザンでトレーニングを終えたMF本田圭佑は「セネガル戦は、2014年に僕らが目指した、僕がよく言っていた“自分たちのサッカー”というところで表現できた戦い方だった」と振り返りつつ、2014年ブラジルW杯と「明らかに違う」部分について言及している。

「2014年からそれぞれが(W杯に)もう一回出たい、もう一回出て結果を出したいという思いで準備をしてきたと思う」

 前回大会から選手たちが様々な思いを抱えながら準備を進めてきたなか、本田はロシアW杯で2試合に途中出場。19日の初戦コロンビア戦(2-1)では後半25分から出場すると、3分後の同28日に本田の左CKからFW大迫勇也が決勝へディング弾を叩き込んで勝利に貢献。続く24日の第2戦セネガル戦(2-2)では後半27分から出場し、6分後の同33分にMF乾貴士のパスから左足でシュートを放ってチームの2点目を決めた。1ゴール1アシストに加え、2010年W杯から3大会連続弾と勝負強さを見せつけている。

 イタリア人のアルベルト・ザッケローニ監督に率いられた日本は、14年大会で1分2敗と未勝利のままグループ最下位で敗退した。当時、選手たちの口から「自分たちのサッカー」という言葉が多く聞かれたが、今大会はそうした様子が一変している。

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