イニエスタ&ラモスの凡ミス失点をスペイン紙が酷評 「とんでもないエラー」
モロッコ戦の前半にベテラン二人の連携ミスから先制点を献上
スペイン代表は現地時間25日に、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグB組第3戦のモロッコ戦に臨み、2-2のドローに終わった。後半アディショナルタイムにFWイアゴ・アスパスが起死回生の同点ゴールを決めて、薄氷を踏む思いで決勝トーナメント進出を決めたが、この試合の前半14分にスペインらしからぬ凡ミスが起きていた。ハーフライン付近でMFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)とDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)の連携ミスが原因でボールを相手に渡してしまい先制点を許したが、スペイン紙はあまりに緩慢なプレーに怒りを示し、「とんでもないエラー」と報じている。
スペインは引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる一戦で、対戦相手はすでに2連敗でグループリーグ敗退が決まっていたモロッコだった。
スペインの圧勝も期待されるなか、前半14分に目を疑うようなミスを起こす。ハーフウェーライン付近でラモスとイニエスタがショートパスをつなぐなか、イニエスタがラモスに出したパスが、トラップともつかない微妙なものとなった。ボールに走り寄るイニエスタにスペースを空けた瞬間、モロッコのFWハリド・ブタイブが突進。そのままボールをかっさらわれ決められた。
スペイン紙「ABC」は、この珍プレーに怒りを示し「モロッコのゴールでイニエスタとセルヒオ・ラモスがとんでもないエラー」と報じた。
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