勝負師・西野監督、セネガル戦へ貫禄ジョーク 会場に笑いが生まれた「ひと言」は?

西野監督は、経験豊富な指揮官らしく貫禄のジョークを繰り出して会場の笑いを誘った【写真:AP】
西野監督は、経験豊富な指揮官らしく貫禄のジョークを繰り出して会場の笑いを誘った【写真:AP】

前日会見で乾と大島に言及、ユーモアを含んだブラックジョークで笑いを誘う

 ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦の日本対セネガルが、現地時間24日に行われる。前日会見に出席した日本代表の西野朗監督は、経験豊富な指揮官らしく貫禄のジョークを繰り出して会場の笑いを誘っている。

 セネガルの印象について「なかなかウィークポイントは見つからない」と認める西野監督だが、「肉体的なコンタクトが多くなるゲーム展開なら、非常に不利な状況がある。いろいろな変化をし、想定していないところのクイックネスを生かすことや、ボールをしっかり動かすなかで対応していく」と対応策もイメージしている。

 そんななか、普段からポーカーフェイスの西野監督が前日会見で軽妙なジョークを口にし、会場が笑いに包まれた。セネガルの弱点について質問が飛ぶと、指揮官は「ここ数日……」と切り出して、次のように続けている。

「セネガルに対して、乾や大島に5キロ増量しろ、5センチ身長を伸ばせという調整に失敗して……」

 169センチ・59キロのMF乾貴士、168センチ・64キロのMF大島僚太に対するブラックジョークだが、普段冷静な西野監督の口からユーモアを含んだひと言が放たれ、記者会見場から笑いが漏れた。

 もっとも、すぐに気を引き締め直すように言葉を紡ぎ、「それ以外のところで対応しなければいけないことを余儀なくされた。プラス、ボールというものがあってセネガルと対抗できる。軽い身体、軽い頭の中でも対抗できるところはある」と語っている。

 アトランタ五輪でU-23代表チームを率い、Jリーグで500試合以上を指揮した勝負師は、試合前日でも落ち着いた様子を見せていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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