ネイマール、スイスの同点弾を「ファウル」と主張 審判を“口撃”「仕事をするべき」

ネイマールがスイスの同点弾を「ファウル」と主張【写真:Getty Images】
ネイマールがスイスの同点弾を「ファウル」と主張【写真:Getty Images】

スイスのツバーはミランダを押しているように見えると地元メディアは指摘

 ブラジルは現地時間17日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でスイスと対戦。前半に幸先よく先制したものの、後半セットプレーから失点して1-1とまさかのドロー発進となった。このスイスの同点弾が物議を呼んでいる。

 前半20分にMFフェリペ・コウチーニョの芸術ミドルで先制したブラジルだったが、後半5分にスイスの右コーナーキックから、MFスティーブン・ツバーにヘディングシュートを決められて失点を喫した。この場面について、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、ツバーは前方にいたブラジルDFミランダを背後から両手で押し、自分のジャンプするスペースを確保しているように映像では見える、と疑問を呈した。

 このファウルを主張したのはブラジルメディアだけではない。英紙「デイリー・メール」は、ブラジルのチッチ監督も主審はゴールを認めるべきでなかったと主張。さらにエースFWネイマールもこれに賛同していると伝えている。

 記事では、「ファウルだったと思う。あのシーンをリプレーで見ると、みんながゴールを祝っていた。もう一度確認してみたが、僕が話すことではないけどあそこには4人のプロフェッショナルな審判がいたんだ。きっちり仕事をするべき」との、ネイマールのコメントを紹介した。

「ドローで終わる試合ではなかった。僕らは向上できるし、もっと良いプレーができる。あれは、これからの試合が簡単にはいかないと示すものだった」

 ネイマールは試合中、今年2月に手術を受けた右足を押さえるような仕草も見せたが、「ただぶつけて痛かっただけ。何も問題はない。身体が冷えると少し痛むけど、大丈夫」と、不安を一蹴している。

 王国の至宝は、22日のコスタリカ戦でチームを勝利に導けるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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