C・ロナウドも認めた“エジプトの王” 「サラーはバロンドール争いの中にいる」
10年間メッシと分け合ってきた世界一の栄誉
エジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)は今季、プレミアリーグ記録となる32得点を記録し、チームをUEFAチャンピオンズリーグ決勝に導くなど大ブレークを遂げた。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)は、この“エジプトの王”と称される男を、賞レースのライバルと認めているようだ。英紙「ザ・サン」が、「クリスティアーノ・ロナウドはモハメド・サラーがバロンドール争いの中にいると信じている」と報じた。
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年間で最も活躍した選手に贈られるバロンドール賞は過去10年、ロナウドとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)が5度ずつ受賞してきた。ロナウドは、ここにサラーが割って入る可能性があると言う。
「多くの人はロナウドと、メッシのバトルになると話しているが、このレースに参戦する選手は複数いる。サラーもその一人だ」
サラーは現在、5月26日のCL決勝での左肩靭帯の負傷で、W杯の出場も危ぶまれている。だが、彼が負傷から回復し、ロシア・ワールドカップ(W杯)での活躍次第という付帯事項はあるが、ロナウドと、メッシの二大巨頭による支配を終わらせるポテンシャルを秘めているという。
ロナウドは「キエフ(CL決勝の開催地)での怪我で(W杯に)欠場とならないように願っている」とサラーの容態を気遣う一方で、「モー・サラーは今年最大の新発見となった一人」と称え、サッカー界の情勢を変化させる大活躍に驚きを示した。
サラーは、15日のW杯グループリーグ初戦のウルグアイ戦への出場は回避する模様だが、ロシアでも輝きを放ち、ロナウドと最高の栄誉であるバロンドールを争うことはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)