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ネイマールの退場にドゥンガ監督が怒りのコメント「あれはダメなレフェリーだ」
昨年のW杯に続く因縁
ブラジル代表のドゥンガ監督が17日(日本時間18日) の南米選手権チリ大会1次リーグのコロンビア戦で0- 1の敗北後、FWネイマールに退場処分を下した主審を酷評した。 ESPNスペイン語版が報じている。
昨年のW杯ブラジル大会準々決勝の再現となった1次リーグ最大の 激突は、 ネイマールが重傷を負った昨年の対戦に続き因縁を深めた。
前半36分にセットプレーからコロンビア代表ジェイソン・ ムリージョが左足ゴールを決めると、 ブラジルは決定機を外し続ける。そして、 試合終了後にネイマールが思い切り蹴ったボールがDFアルメロに 直撃。これに激怒したコロンビア代表がネイマールに詰め寄ると、 FWバッカはネイマールを思い切り突き飛ばした。
前半終了間際にイエローカードを受け、 すでに次節ベネズエラ戦の出場停止が決まっていたネイマールには 改めてレッドカードが提示された。 ユニフォームが破れるほどエキサイトしたバッカにも試合後の退場 処分が下されている。
試合後、闘将は怒りを露わにした。「コパアメリカはエンリケ・ オセスのような審判に裁かせてはいけない。 あれはダメなレフェリーだ。試合後の乱闘は彼の失敗だ」
チリ人のオセス主審をドゥンガ監督は名指しで批判している。 MFウィリアンも「 主審はネイマールをリスペクトしなければいけない。 彼は試合中ずっと(コロンビアから)殴られていた。 今日もまた起きた。そして、彼が退場させられた」 と激怒していた。
ネイマールは昨年のW杯コロンビア戦ではDFスニガによる背後か らのファウルで腰椎を骨折する重傷。 準決勝ドイツ戦に出場できず、セレソンは1- 7という歴史的大敗を喫することになった。
ドゥンガ監督は「 コロンビアは経験深いチームであることを証明した。 我々の選手は挑発に乗り、 フットボールをプレーすることを忘れていた。 ブラジルはフットボールをプレーしなければいけない。 戦争に行くわけではない。我々のベストを尽くすことに集中する。 それはフットボールをすることだ」と必死に前を向いていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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