ミハイロビッチ新監督のミラン 本田は来季トップ下で残留へ

大幅刷新が予想されるミラン

 今夏の移籍市場で大補強を展開しているACミランが日本代表FW本田圭佑をトップ下枠として来季残留させる方針だと、イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。
 ポルトのコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス獲得で合意に達し、パリ・サンジェルマン(PSG)のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ獲得にも執念を見せるミランは、シニシャ・ミハイロビッチ新監督を迎える来季、大きく様変わりしようとしている。
 記事では「イブラヒモビッチ獲得にはブレーキがかかっているが、交渉は終わっていない。本人とライオラ代理人、PSGは会議で話し合った。まだ交渉は開かれている」と指摘。移籍濃厚だったオランダ代表MFナイジェル・デヨングとは年俸を下げて2年契約を結ぶ方針だというが、その一方で今年1月にリバプールから獲得したU-21スペイン代表MFスソ、今年1月からパルマに期限付き移籍中のMFノチェリーノは放出することになるという。
 激震のミランだが、記事では「本田は残る方向へ」と報じている。昨年1月にCSKAモスクワからミランに移籍した背番号「10」は一貫して右ウイングで起用されてきたが、ミハイロビッチ新監督の登場により、起用法に大きな変化が生まれそうだ。
 「本田は3つのポジションのうち、トップ下の選手と考えなければならない」とレポートされており、「トップ下のDNAを持っている。自分の家みたいなもの」と自らが語っていた本職で勝負できる可能性が浮上している。
 今季6得点4アシストだった本田だが、第8節以降はゴールから遠ざかった。日本代表のエースは名門のトップ下で輝きを放つことができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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