「スシキッカーを飲み込んだ」 快勝のスイス、地元紙が余裕の報道「怪我がないのが朗報」

快勝のスイス、地元紙が余裕の報道【写真:Getty Images】
快勝のスイス、地元紙が余裕の報道【写真:Getty Images】

ロドリゲスとセフェロヴィッチが得点を挙げ、西野ジャパンを“丸呑み”

 日本代表は現地時間8日、スイス代表と親善試合を行い、0-2で完敗を喫した。守備の要であるDF吉田麻也がPKを献上し、攻撃陣もトップ下に入ったMF本田圭佑が不発に終わるなど決定機を作れず。スイスメディアは「スシキッカーを飲み込んだ」「怪我がないのが朗報」と報じている。

 敵地ルガーノの観衆7010人を前に、西野ジャパンは完敗を喫した。 4-2-3-1システムを採用した日本は前半40分、大迫が相手との接触で腰を負傷し、FW武藤嘉紀と途中交代するアクシデントに見舞われた。さらにその直後には、右サイドを崩されると、吉田がPKを献上。これをスイス代表DFリカルド・ロドリゲスに決められ、1点ビハインドで前半を終えた。

 後半10分にMF乾貴士、同25分にはMF柴崎岳、同31分にはMF香川真司と攻撃のカードを切るも流れは変えられず。逆に後半37分、中盤でのボールロストから左右に揺さぶられ、最後はスイス代表FWハリス・セフェロヴィッチに追加点を許して0-2で敗れた。

 スイス紙「ブリック」は「ロドリゲスとセフェロヴィッチがスシキッカーを飲み込んだ」と見出しを打ち、なす術がなかった西野ジャパンは丸呑みされた“寿司軍団”という辛辣な表現で報じた。

 そして、「最も重要なこと。それは怪我人がなかったことだ」と圧倒的な試合内容よりも、ロシア・ワールドカップ(W杯)前哨戦で故障者が出なかったことを最大の収穫と指摘している。

 西野ジャパン発足後2連敗となったが、19日の本大会初戦となるコロンビア戦までにチーム状況を改善できるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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