「今日の敗戦は痛い」 主将・長谷部、精彩を欠いた黒星に無念さ吐露「欲しかったのは結果」

主将・長谷部、精彩を欠いた黒星に無念さ吐露【写真:Getty Images】
主将・長谷部、精彩を欠いた黒星に無念さ吐露【写真:Getty Images】

2失点目に絡み、攻撃でもチームは活路を見出せず

 日本代表は現地時間8日の国際親善試合スイス戦に0-2と完敗した。主将のMF長谷部誠は試合後、「一番欲しかったのは結果」と、内容よりも敗戦で終えたことに無念さをにじませた。

 長谷部は5月30日の国際親善試合ガーナ戦(0-2)での3バックの中央ではなく、4バックの前に立つダブルボランチの一角でプレーした。前半にはミドルシュートを打つ場面もあったが、後半にはカウンターの局面で後手に回ってイエローカードを受けるなど、チーム全体の低調さを払拭するような影響力は発揮できなかった。

 試合後のフラッシュインタビューでは、「一番欲しかったのは結果。それでチームに自信がつくという意味では、今日の敗戦は痛いものになった。ここ最近、勝負強さというか、最後のところでやられている。続けていくしかない」と厳しい表情で語った。

 2失点についても「1点目はPK、2点目は自分のところでマークを外している」と、自身にも責任があることを認めた。また、ゴールの予感をさせることなく終えた90分についても「良い取り方をして、最後の3分の1でゴールを取るところが欠けているのは明らか」と、アタッキングサードでのクオリティーが低すぎることにも言及している。

 西野朗監督は12日の国際親善試合パラグアイ戦では、スイス戦で出場機会のなかったメンバーを中心に起用することを明言。長谷部ら主力はこの試合が19日の本大会初戦コロンビア戦前ラストの実戦になりそうで、不安を抱えたまま本番を迎えることになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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