復活期すインテル、Aマドリードのブラジル代表DF獲得で守備陣再建へ
ミランダ獲得に向けて加速
セリエAのインテルがアトレチコ・マドリードのブラジル代表DFジュアン・ミランダ獲得に向け加速していると伊地元紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」が報じている。
インテルはすでにアトレチコに対し1200万ユーロ(約16億6000万円)でのオファーを出しているようだが、アトレチコの要求額は1600万ユーロ(約22億円)とされている。
ミランダの契約は2016年夏に満了を迎える。インテルの申し出とアトレチコの要求に6億円ほどの開きがあるものの、フリーでの放出を避けたいアトレチコは今夏中の売却も視野に入れているという。そのため、1500万ユーロ(約21億円)程度で合意に達するのではという見方もある。
また、スペイン紙「AS」によれば、アトレチコの20歳、ウルグアイ代表DFホセ・ヒメネスが今季20試合に出場するなど成長著しいことも、ブラジル代表DF放出の決断を後押しする要因となっているようだ。
リーグ8位と低迷したインテル。名門復活へ向けての第一歩は、現役ブラジル代表を迎えての守備再建から始まりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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