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コンテ就任以来、初黒星のアズーリ W杯予選第1ポットの座を失う
コンテは収穫を強調
イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が就任後の初黒星を喫した。16日にスイス・ジュネーブで行われた親善試合のポルトガル戦で0-1の敗戦。昨年のブラジルW杯後にコンテが就任して以来無敗を続けていたアズーリだったが、ついに土が付いた。
イタリアが負傷によりGKブッフォン(ユベントス)を欠いた一方、ポルトガルもエースのクリスティアーノ・ロナウド(レアルマドリー)が欠場した。6日の欧州チャンピオンズリーグ決勝を戦ったピルロ(ユベントス)に加え、日本代表の本田圭佑の同僚であるエル・シャラウィ(ACミラン)や、インモービレ(ドルトムント)もスタメンに名を連ねたイタリアだが、90分間を通してゴールを割れず。逆に、後半7分にエデル(ブラガ)に決勝ゴールを許して敗戦となった。
コンテ監督は「成長のための敗戦だ」と、収穫があったことを強調した。
「こういったゲームは重要なんだ。多くのことを理解するための助けになるからね。失望はしていないよ。経験を得るためには必要なことだったんだ。我々は成長する必要があることを知っている。時には、敗戦がチームを成長させるんだ」
しかしながら、この敗戦によりイタリアは2018年ロシアW杯へ向けた予選で第1ポットの座を失うことになった。ユーロ2016の予選では勝ち点12を獲得して同14のクロアチアに次ぐ2位につけているが、3位のノルウェーも勝ち点10で迫っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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