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“銃のタトゥー”で批判浴びたスターリング 「新聞に少し多く載っただけ」と意に介さず
自身の右足に刻まれたタトゥーを巡って騒動に
マンチェスター・シティのイングランド代表FWラヒーム・スターリングは、自身の右足に刻まれた銃の柄のタトゥーを巡り、銃反対論者から批判を受けている。ここ数週間でメディアから大きな注目を浴びたことは、23歳の選手にとって容易な状況ではなかったはずだが、スターリングはむしろ、世間からの“愛”を感じたようだ。スコットランド紙「サンデー・ヘラルド」が報じている。
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事の発端となったのは、スターリングのインスタグラムでのポストだ。ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨むイングランド代表の一員として合宿中のスターリングが、練習中の写真を投稿。すると右足に、M16アサルトライフルのタトゥーが刻まれていることが確認できた。
これについて批判的な論調の記事も一部のメディアで書かれていたが、2歳の時に銃殺で亡くした父親へ向けたタトゥーだと説明した同選手を、イングランドサッカー協会(FA)も全力でバックアップした。
スターリングは「(今週は)そこまでタフではなかった。事が起きて、それが話題になっていたが、私はそれを横に置き、ナイジェリア戦のために練習に集中していた。だから、正直に言うと、特に普段と変わりはなかった」と振り返った。
そして「唯一変わったことを挙げるとすれば、新聞に少し多く載ったこと。母と話をしたら問題ないと言っていたし、娘や息子も大丈夫と言っていたので、心配だったのはそれくらい。確かに、あのような形で話題の中心になるのは良いことではないが、それが私を落ち込ませるようなことはない」と延べ、「W杯に向けて準備をしなければならないし、そのために毎日トレーニングセッションがある。頭の中はそれでいっぱいで、他に考えている余裕はない」と続けた。