CR7、レアルと代表で3試合連続ハット 3得点以上は今季9度目
エースの決定力
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)が、13日の欧州選手権予選I組のアルメニア戦でハットトリックを決める活躍で3-2の勝利に貢献した。スペイン地元紙「マルカ」は「ロナウド3対アルメニア2」という見出しでロナウドの活躍を特集。今季9度目となった「CR7」のハットトリックによる勝利を絶賛している。
試合は前半15分、アルメニアのブラジル出身MFマルコス・ピゼリの強烈なFKで先制点を許した。だが、前半29分にドルトムントで香川真司と同僚のアルメニア代表MFムヒタリアンがMFジョアン・モウチーニョにエリア内で不用意なファウルを犯し、PKを宣告さ れた。
ロナウドは同点PKを決めると、後半10分と13分にも連続ゴール。後半17分にMFチアゴがレッドカードで退場処分となったが、エースの大活躍でポルトガルは歓喜を手にした。同紙はチームでつかんだ勝利というよりも、今季リーガ得点王に輝いたエースの決定力が勝ち点3を手繰り寄せたと指摘した。
ロナウドのハットトリックは今季9度目。昨年9月20日のデポルティボ戦、同23日のエルチェ戦(4得点)、10月5日のアスレチック・ビルバオ戦、12月6日のセルタ戦、今年4月5日のグラナダ戦(5得点)、5月2日のセビージャ戦、17日のエルパニョール戦、23日のヘタフェ戦、そして、この日のアルメニア戦で3得点以上記録している。さらにクラブと代表を合わせ、自身3試合連続でのハットトリックという 離れ業を成し遂げた。
ポルトガルはグループIで5試合を消化し勝ち点12で首位に立つ。2位デンマークと勝ち点2差をキープしている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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