ミラン、守備陣強化にフンメルス獲得へ 40億円オファーか

来季の守備の要として

 今夏の大型補強がうわさされるセリエAのACミランが、今度はドルトムント主将DFマッツ・フンメルス獲得へ乗り出した。伊地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」や「トゥットスポルト」など複数メディアが報じている。
 ドイツ代表として昨年のブラジル・ワールドカップ優勝に貢献した、フンメルスの市場価格は2900万ユーロ(約40億円)と伝えられている。恩師ユルゲン・クロップ監督がクラブを去り、ドルトムント退団がうわさされている。
 タイ人富豪ビー・タエチャウボル氏に株式の48%を5億ユーロ(約690億円)で売却したミランは、この夏、名門復活を懸けて大型補強を敢行 すると見られている。すでにFCポルトからFWジャクソン・マルティネス、ASモナコのMFジョフレイ・コンドグビアの加入が確実視されている。ストライカーと、中盤の補強に続いては、新たな守備の要として26歳のドイツ代表を迎え入れたい考えのようだ。
 新監督就任が決定的なシニシャ・ミハイロビッチ氏も、守備陣強化を要求しているという。DFとしての能力はもちろん、正確なフィードを武器に攻撃の貢献も期待できるフンメルスは願ってもない人材となるはずだ。
 マンチェスター・ユナイテッドも獲得を狙う、この夏の人気銘柄だが、かつての強さを取り戻すべく“ロッソ・ネロ(ミランの愛称)”がスター獲得に本腰を入れている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文  text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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