トーレスの“フライング発表”に海外紙言及 「最後まで内密だったイニエスタと違い…」

トーレスの“フライング発表”に海外紙が言及【写真:Getty Images】
トーレスの“フライング発表”に海外紙が言及【写真:Getty Images】

J公式サイトに掲載された“予定稿”&謝罪に反応「誤って先行してしまった」

 元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは今季限りでアトレチコ・マドリード退団が決まり、新たなる所属先が注目されている。そのなかで30日、Jリーグが公式サイトで「サガン鳥栖の予定稿」を誤配信してしまったが、スペイン紙「マルカ」がこれに反応。J1神戸加入が決まったスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの際とは対照的な状況となったとしている。

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 Jリーグ公式サイトでは16時37分に「FWフェルナンド トーレスがアトレチコ・マドリード(スペイン)より完全移籍で加入【鳥栖】」という見出しを投稿。しかし、日にちが記載されていない“予定稿”で、誤りだったと謝罪している。これについてはスペイン最大の全国紙である「マルカ」紙も素早く反応している。

「フェルナンド・トーレスはすでにアトレチコでの舞台を終え、新たな舞台を選ぶ段階に来ている。それがJリーグ公式サイトでサガン鳥栖以外の何物でもなかろう、という風にされた。しかし、それは誤りのものだったとして配信された」

 予定稿であったことは同紙も気づいているようで、「原稿自体に誤りがいくつかあった」としている。その一方で「契約の秘密事項が最後までクラブ間で内密とされたヴィッセル神戸とイニエスタの状況と違い、今回はJリーグが誤って先行してしまったことが明らかになった」と情報の出し方に落ち度があったとした。

 トーレスは米MLS(メジャーリーグサッカー)、中国超級リーグとともに鳥栖も有力な移籍先として挙げられている。今回の“フライング発表”がトーレスの決断に影響しえるのか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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