バルサ会長、ポグバ獲得に乗り出していると明言

「獲得を目指しているのは事実だ」

 バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、6日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝で戦ったユベントスのフランス代表MFポール・ポグバの獲得に乗り出していることを明らかにした。フランスのテレビ番組「テレフット」で語った。
 ポグバは、完敗となったベルリンの頂上決戦で実力を見せた。圧倒的なフィジカルを生かしてチャンスに絡み、敗北したチームの中で輝いた選手の一人となった。
 バルトメウ会長は「ポグバは偉大な選手だ。彼は、我々が獲得を目指している選手の一人であることは事実だ」と、今夏の移籍市場で獲得に乗り出していることを明らかにし た。
「間違いなくポグバに興味を持っている。だが、それ以上のことは言えない。我々は次の1月まで補強できない。だから、それ以上のことは言えない」
 バルサは、このほどセビージャからスペイン代表MFアレイクス・ビダルの獲得を発表している。既にポグバについても交渉中で、いったん買い取り、1年間ユベントスにローン移籍する形でプレーさせるウルトラCを提案したとも地元メディアに報じられていた。ポグバが決勝の地で敗れた最強軍団に加わるようなことはあるのか。ユベントスが、1億ユーロ(140億円)の移籍金を設定した男の行方には大きな注目が集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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