バルセロナは6日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝でユベントスと対戦し、3-1で勝利した。4季ぶりの欧州制覇を達成し、3冠を成し遂げることとなった。 この日、FWルイス・スアレスは後半23分に、値千金の決勝ゴールとなる2点目を奪った。今季より約130億円でバルセロナに加入したスアレスは、加入1シーズン目でリーグ戦16ゴール14アシストを挙げ、CLでも7ゴールと大活躍した。 リバプール時代にはリーグ110試合に出場69得点を挙げ、2013-14シーズンには得点王に輝いた。バルサでも同様の活躍を見せるスアレスに対し、プレミア最高のホットラインと評された、かつての 相棒から祝辞が届けられた。 MFスティーブン・ジェラードは、「facebook」からメッセージを送った。 「大親友、優勝本当におめでとう! ルイス・スアレス…君は特別な人間だよ!」 投稿されたメッセージには、今季開幕直前のリバプールの遠征にスアレスが訪れ、ジェラードと共にバルサの背番号「9」のユニホームを持って撮影した2人の写真が添付されていた。今季限りでリバプールを退団するジェラードは、プライベートでもスアレスと仲が良かった。 愛すべきキャプテンは、念願の欧州制覇を成し遂げた、友人である世界最高のストライカーを心から誇りに思っている様子だった。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images