ルヴァン杯の各組“突破条件”は? 大混戦のグループステージ最終節の行方を展望

A組首位の仙台は、確実に引き分け以上を手にしておきたいところだ(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
A組首位の仙台は、確実に引き分け以上を手にしておきたいところだ(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

勝ち点1差に3チーム、大混戦のグループA

 国内三大タイトルの一つであるルヴァンカップは、16日にグループステージ最終節の試合が各地で19時に一斉キックオフで開催される。今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場クラブを除くJ1の14チームと、J2からヴァンフォーレ甲府とアルビレックス新潟を加えた16チームが4グループに分かれ、各組2位以内がプレーオフステージに進出する。その各組の突破条件は、どのようになっているのだろうか。

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 第5節までを終えて全てのグループで1チームの敗退が決まっているため、2枠に入る可能性をつないでいるのは各組3チームだ。今大会は、勝ち点が並んだ場合は当該チーム同士の対戦成績が先に比較され、そこで差がつかなかった場合にはグループ全体での得失点差と総得点が比較される。

■A組(第5節終了時)
1位 ベガルタ仙台 勝ち点8
2位 横浜F・マリノス 勝ち点8
3位 アルビレックス新潟 勝ち点7
4位 FC東京 勝ち点4

[最終節の対戦]
横浜FM対新潟
FC東京対仙台

 A組では、FC東京の敗退が決定している。仙台と横浜FMは引き分け以上の結果で自力で2位以内が決定し、両者が並んだ場合は直接対決で1勝1分の仙台が上位になる。新潟は横浜FMに勝利すれば逆転での2位以内が決まる。ここまでがシンプルな条件だ。

 一方で、新潟が引き分けて仙台が敗戦した場合、勝ち点9になる横浜FMが首位となり、勝ち点8で新潟と仙台が並ぶ。この時は、直接対決は新潟が1勝1分で上回っているため、新潟が2位、仙台が3位となる。仙台の立場から見れば、敗れた場合は新潟のチャンスを広げてしまう結果になるため、確実に引き分け以上を手にしておきたいところだ。

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