マインツ武藤の決勝弾にカメラマンも仕事忘れ凝視 ブンデス公式が“決定的瞬間”公開
マインツ武藤、ドルトムント戦でヘディング弾 2-1勝利に貢献しチームを1部残留に導く
マインツの日本代表FW武藤嘉紀は、現地時間5日に行われた敵地でのドルトムント戦の前半にヘディングで今季8得点目となる決勝ゴールを決めた。2-1の勝利に大きく貢献し、マインツは最終節を前に1部残留を確定させている。そして武藤の決勝弾は、カメラマンに仕事を放棄させるほどインパクトを与えたようだ。ブンデスリーガ公式インスタグラムは決定的瞬間の写真を公開し、「そこのカメラマンさん、マインツ残留を祝うムトウの写真撮影を忘れずに」とコメントを添えている。
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敵地ジグナル・イドゥナ・パルクに乗り込んだマインツは、前半4分にMFボテ・バクが先制ゴールを決めた。そして、同13分には左サイドのMFパブロ・デ・ブラシスのクロスに対し、ニアサイドに飛び込んだ武藤がヘディングで合わせて追加点を奪った。その3分後には、ドルトムントMFマクシミリアン・フィリップの得点で1点差に詰め寄られるも、マインツは1点を守りきって2-1で勝利を手にしている。
残留争いの渦中にいたマインツは、今季アウェーで貴重な2勝目を挙げて1部残留を決めた。武藤は決勝ゴールでチームを助けたが、ピッチ脇で撮影していた現地カメラマンにも衝撃を与えたようだ。
ブンデスリーガ公式インスタグラムでは、武藤がゴールを決めた直後の写真を公開。ジャンプしながら喜びを露わにする日本人アタッカーの背後には、看板越しにカメラマンの姿が激写されている。思わず興奮してしまったのか、カメラを手にしつつも撮影を忘れており、驚愕の表情で武藤を凝視する決定的瞬間が世界に発信された。
一瞬をレンズ越しに狙うはずのカメラマンが、逆に決定的瞬間の対象になってしまった形だが、それほど武藤の“残留決定弾”はインパクトを与えたようだ。