ユベントスの元レアルFWモラタ、CL決勝バルサ戦は「マドリードファンのために」

古巣への敬意を胸にベルリンのピッチに立つ

 ユベントスのFWアルバロ・モラタは、6日(現地時間)のバルセロナとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に向けて闘志を燃やしている。スペイン地元紙「アス」が選手のコメントを報じた。
 
 CL準決勝の古巣レアル・マドリード戦では、ホーム、アウェイの両試合で得点を決めるなど、チームを決勝へと導いたモラタ。いずれのゴールでも喜ぶそぶりは見せず、出身クラブへの敬意を払っていた。
 
 決勝で、そのレアルの宿敵バルセロナと対戦することについてモラタは、こう語っている。
 
「(バルサ戦で得点を決めることに ついて)難しいね。バルセロナが相手だからということだけではなく、これはチャンピオンズリーグの決勝だ。とても難しいゲームになるだろう。
 (マドリードのサポーターはユベントスを応援する?)論理的に考えれば、当然そうなるだろね。僕ら(ユベントス)のファンのために勝ちたい。そして、それはレアル・マドリードファンのために、という意味でもあるよ」
 モラタはレアルに所属していた昨季も、CL決勝の舞台を経験している。22歳の若きストライカーは活躍の場をイタリア・トリノへと移したが、今季もマドリードファンの思いを胸に夢の舞台に立つことになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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