“16m背面ヒールドライブ弾”の衝撃 実況絶叫…世界中で反響「史上最高の驚愕弾」

ニューカッスルの19歳MFマッグリー、華麗なスコーピオンキックを披露【写真:Getty Images】
ニューカッスルの19歳MFマッグリー、華麗なスコーピオンキックを披露【写真:Getty Images】

ニューカッスルの19歳MFマッグリー、華麗なスコーピオンキックを披露

 オーストラリアリーグ(Aリーグ)のプレーオフ準決勝が27日に行われ、ニューカッスル・ジェッツが2-1でメルボルン・シティを下して決勝進出を決めた。この試合で圧巻のスーパーゴールが生まれ、世界で反響が広がっている。

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 前半はともに決定打を欠いて0-0のまま終わり、後半11分に“魔法の瞬間”が訪れた。敵陣でこぼれ球を拾ったニューカッスルは、相手ペナルティーエリア手前から打開を図る。ボールを持った19歳MFリリー・マッグリーが中央で味方とのワンツーを狙ったが、リターンパスがわずかに浮いてしまう。勢いよく走り込んでいたマッグリーの後方にボールが流れ、相手にボールを奪われるかと思われた瞬間、ボールが勢いよく弾けた。

 ゴールまで約16メートルの位置でマッグリーは器用に足を折り曲げ、右足のヒールで巧みにミートし、華麗なスコーピオンキックを披露した。完全にタイミングを外された相手GKは全く動けず、わずかにドライブ回転がかかった一撃はGKの頭上を越えて落ち、そのままネットを揺らしている。これには実況も思わず「オー・マイ・グッドネス!」(なんてことだ!)と絶叫し、会場も騒然となった。

 英紙「デイリ・メール」も「スコーピオンキックで圧巻のゴールを決めた。GKは無力に見守るしかなく、10代の背面バックヒール弾が頭上を越えた」と驚きを持って報じている。さらに英メディア「BT Sport」も「史上最高の驚愕弾の一つ」と記している。

 ドイツ国際放送局「DW」が「何てゴールだ!」と反応すれば、オランダ紙「AD」も「今年の最も美しいゴールの一つ」と言及。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は「今年のベストゴールを間違いなく争う一撃。センセーショナル!」と伝えた。

 試合はマッグリーのゴールもあり、ニューカッスルが2-1と勝利。特大のインパクトを残した一撃は世界中を駆け巡っている。

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