レアル・マドリードが、ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバ獲得にオファーを出したというイタリアメディアの報道を「誤報」と公式サイトで発表した。交渉の事実が一切ないことを強調し、移籍金1億ユーロ(130億円)で獲得しない方向を明確にした。 レアルは公式サイトで次のような声明文を発表した。 「イタリアの新聞ラ・スタンパはレアル・マドリードからポール・ポグバ選手に対するオファーについて報じていたが、クラブは次のように述べたい。レアル・マドリードはユベントスや選手代理人と接触していない。よって、この新聞で報じられたことは完 全な誤報である」 ポグバに関してはバルセロナ、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドが争奪戦を展開していると報じられていた。ポグバの代理人のミノ・ライオラ氏が、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝初戦のユベントス戦でレアル・マドリードが泊まるトリノ市内の宿舎を訪問したことから、移籍話は加速していた。 だが、これまで数々の大補強を展開してきた白い巨人は争奪戦に加わらず、獲得の意思がないことを強調していた。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images